屋久島旅行記 その4大浴場で考えたこと
<大浴場で考えたこと> 夜、ホテルで食事を済ませて大浴場へ。温泉もあるし、露天風呂もあるし、サウナもついてる。体内浄化しなくちゃ!という意気込み。 宿泊客は、ほとんどが50歳以上のひとたち。もっとも私くらいの人は仕事で忙しく働いている年代なのだから見当たらなくて当然!サウナの中は誰もいない。たまに入ってくる人もいるけどあまりの熱さにみんなすぐに出て行ってしまう。そのあと、露天風呂に行く。ここは人がたくさんいていろんな会話をしている。私もなんとなく参加。 ツアーで旅行している人が多く、みなさん種子島や奄美の方からまわってきたらしい。屋久島はゴルフもできないし、遊ぶところもなんにもないから明日は適当に買い物して帰るんだそう。じっくり廻りたいのに時間が足りないと思っている私とは全然違うんだなあ。。。 世の中はものの感じ方や考え方の違う人であふれている。海や山で目的もなくただ何時間もすごしてしまう私のような人はあまりいない。実はごく少数派らしい。。。 (サウナやお風呂で長時間すごす人だってそう多くはない。) 時間の使い方は、物事の価値観や時間そのものの感じ方で決まってくる。 価値観は人によってももちろん違うけれど、社会の通念としての価値観だって多数派と少数派が逆転することはよくあるし、いいとされてきたことが突然よくないという風に変わることも多々ある。同じ人の中でも変化する。環境に左右されたり、時によっても違ってくる。