屋久島旅行記 その4大浴場で考えたこと

2005-04-18T15:12:21+09:002005/04/18|

<大浴場で考えたこと>  夜、ホテルで食事を済ませて大浴場へ。温泉もあるし、露天風呂もあるし、サウナもついてる。体内浄化しなくちゃ!という意気込み。   宿泊客は、ほとんどが50歳以上のひとたち。もっとも私くらいの人は仕事で忙しく働いている年代なのだから見当たらなくて当然!サウナの中は誰もいない。たまに入ってくる人もいるけどあまりの熱さにみんなすぐに出て行ってしまう。そのあと、露天風呂に行く。ここは人がたくさんいていろんな会話をしている。私もなんとなく参加。   ツアーで旅行している人が多く、みなさん種子島や奄美の方からまわってきたらしい。屋久島はゴルフもできないし、遊ぶところもなんにもないから明日は適当に買い物して帰るんだそう。じっくり廻りたいのに時間が足りないと思っている私とは全然違うんだなあ。。。     世の中はものの感じ方や考え方の違う人であふれている。海や山で目的もなくただ何時間もすごしてしまう私のような人はあまりいない。実はごく少数派らしい。。。 (サウナやお風呂で長時間すごす人だってそう多くはない。)     時間の使い方は、物事の価値観や時間そのものの感じ方で決まってくる。     価値観は人によってももちろん違うけれど、社会の通念としての価値観だって多数派と少数派が逆転することはよくあるし、いいとされてきたことが突然よくないという風に変わることも多々ある。同じ人の中でも変化する。環境に左右されたり、時によっても違ってくる。  

屋久島旅行記 その3 海の中の温泉

2005-04-15T15:10:47+09:002005/04/15|

<海中温泉水着禁止の謎>  今回、運転と案内をして下さったタクシーの運転手さんはとてもとてもいい方で、私が滝やら海岸やらでものも言わず空を見上げていたり、座り込んで泣いていても、少し離れたところでじーっと私の気のすむまで待っていてくれた。お花や草木の説明をしてくれて、海岸では私につきあっていっしょに貝殻も拾い集めてくれた。  そんな心やさしい運転手さんは次に海中温泉に案内してくれた。和歌山にも海中温泉はあるので別段驚きもしなかったけれど、景色がいいからということで連れて行ってもらった。  はて、その温泉確かに雄大な海の中にあるのだけど、何か施設があるわけでもなく (よくいえば野趣あふれる大自然の中の温泉)別に栄えている様子もない。 それに、なぜか水着禁止!? 「どうして水着はダメなんですか?」と尋ねたら、「お風呂は水着で入るもんじゃないでしょう。」と。そうだけど。。。。。。。。。。    家族連れが楽しげに入浴中。覗きに行くのも失礼だし、遠くから海の写真を撮る。 (やっぱり地元の人しか来ないよねー。)    温泉はもう一箇所あって、そこは整備されていて脱衣場もあるから入浴中だとすぐわかるし、さっきは誰もいなかったから、通り道だしそこにも寄ってみようということになった。  で、到着。脱衣場に人の気配なし。海もきらきら輝いてるし、いい写真撮れるかも!岩場にも近づけそう!となかなかよい感じ。  運転手さんもそれを察して、「駐車場に車を置いて来ますからどうぞ先に行っててください。」と言って私を先に車から降ろしてくれた。私はカメラ片手に「はーい!」と小走りに海の方へ足を踏み出した瞬間、白い波しぶきが勢いよく上がっている岩場に何やら肌色の物体???  な、なんと!男性が一糸まとわぬ姿で岩場に仁王立ちして海の写真を撮っているではないか!  「きゃあ~!!!!」と大声張り上げてなぜか運転手さんに助けを求めていた。  即逃げたつもりだったけど、見事なお尻だけはしっかり目に焼きついてしまった。

屋久島旅行記 その2 栗生の海岸

2005-04-15T14:57:18+09:002005/04/15|

<栗生の海岸> 誰もいない白い浜辺。 曇っているせいか、浜に打ち上げられた流木がさみしげに横たわっている。   浜が白いのは、砂浜だからではない。 すべてサンゴ礁の残骸。 踏みしめて歩くと小さな白い骨のようにかたくなったサンゴ礁がぶつかりあって、 カラカラコロコロと硬質のいい音がする。 手にとってみる。 海の中でゆらゆらと揺れていたかたちが突然フリーズしたかのようになびいたまま固まっている。 海にいたときの記憶が語りかけてくる。 まるで昔話のように。   止まった時間。 おどろき。 大きなかけら 小さなかけら

屋久島旅行記 その1 大川(おおこ)の滝

2005-04-14T15:07:45+09:002005/04/14|

急に思い立ってひとり旅。 仕事以外でひとりで旅行などしたことがなかったから、初めての経験。 しかも、選んだ場所は、屋久島!二泊三日の旅。 4月11日、鹿児島空港で小さなプロペラ機に乗り換えて島まで。お天気はくもり。雨もぽつぽつ。。。。 今回は初めてのひとり旅だし、車の運転もできないということもあって、一日めはタクシーを貸切でお願いした。

さくらだより

2005-04-08T15:02:53+09:002005/04/08|

さくらだよりといっても、「桜満開!お花見!」からちょっと離れて。 鎌倉の山の上の方で見つけた白いさくら。 ちょっと憂いがあってためいきが聞こえてきそうでしょ?

庭で見つけた春

2005-03-31T14:55:56+09:002005/03/31|

最近よく写真を撮ります。初心者だし、カメラのこともよくわかってはいないけれど、「撮る」という行為で発見することがたくさんあるんです。よろこびも。和歌山の自宅の庭で見つけたちいさな春の足音。

和歌山県立桐蔭高校箏曲部おさらい会

2005-03-24T14:54:50+09:002005/03/24|

今回が19回めとなるおさらい会。私が教え始めて19年が経ったんだなあ。。 その間、会場兼部室がある同窓会館の脇でこの桜の木はずっとたくさんの学生を見守ってきてくれました。今年は、まだつぼみ。

N.Y.でのレコーディング風景

2005-02-09T04:39:36+09:002005/02/09|

アルヴィン・ルシエ作曲「FAN」の楽譜です。(箏4面のための作品) 一昨年日本で初演。2月8日にニューヨーク・ブルックリンのスタジオでレコーディング。 まもなくCDになってリリースされる予定。

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