ありがとうございました。そして、よいお年を!
今は大晦日の夜。 さっきまで海の見えるとある場所でこもって練習や作曲をしていました。テレビもなく、Wifiもない環境。あるのは海と空と鳥の声・・・かな。 来年1月31日和歌山市民図書館にて行われるイベント『箏が奏でるアイルランドの昔話』。上甲ひとみさんの語りに私が音楽をつけます。 お話のタイトルは『ハープをひくハチとネズミとゴキブリ』。ハチもネズミもゴキブリも、私たちにとってすごく苦手な動物ですよね。でも、お話を読んで、さらに曲を作っていると、かわいくてたまらなくなってくるのです。それは結局、人間の身勝手、罪深さなのですが…。 お話はあくまでも明るく愉快! お楽しみに! もうすぐ終わろうとしている2020年。 世界中の誰ひとりこんな年になることを予想できませんでした。そして、例外なく世界中の全ての人が今もこの災禍の下で不安な日々を送っています。 それゆえに、感謝の気持ち、そして、人とのつながりの大切さをなおさら強く感じた一年になりました。 生きていくこと、そして、音楽のちから。って何だろう? ひとりができることは本当に小さくささやか。 でも、それは無力じゃない。 ほんの少しの優しさを誰かのために。