夏来たるらし白妙の
春過ぎて夏来たるらし白妙の衣ほしたる天の香具山 あっという間に春が過ぎ、気がつけば初夏も過ぎ、梅雨入り。 この歌は、青空の下、真っ白で気持ちのよい衣が風に靡いている様子が目に浮かんで、とても爽やかで、梅雨時ではありますが、心なしか涼しくも感じられます。 更新をこんなにも怠ってしまって・・・ 訪ねてくださった皆さん、留守にしていてごめんなさい。 3月から今までの間には、クローズドなコンサートがいくつかあり、東京教室の春のミニ演奏会があり、記念すべき出来事といえば、桐蔭高校箏曲部の指導を37年間勤めたことに対して、桐蔭高校同窓会から感謝状をいただきました。 37年間・・・自分自身が高校生だった年数を足すと40年も桐蔭高校に通っている計算に!!! いやはや、自分自身はずっと変わらないつもりでいるのに、周りはどんどん変わっていく、まるで窓外の景色を眺めながら列車に乗っているような気分で、気がつけばこんなに時間が経っていたという感じです。 浦島太郎の物語も、子供の頃は、なるほど、おとぎ話でしたが、今は、なかなか、これは現実だ。と実感します。 現在、作曲に力を注いでおります。 練習をし、本を読み、音楽を聴き、映画を観て、作曲をするともう1日は、めいっぱい。 作曲を始めると時間を忘れてしまうので、夜が更けるどころか、気がつけば空が白み始めているということもしょっちゅうで、その度に、生活を反省する始末。 しかも、夜にひとり興奮してどんどん筆が進んだ時に限って、次の日にボツになること、あまたありけり。