すっかりご無沙汰してしまってすみません!秋がすぎ、年は改まり、冬が終わって、とうとう春になってしまいました。ブラジルでのコンサートのご報告もしないまま・・・(^^;;
今日は東京の桜が満開という報道ですが、私の家の近くはまだ五分咲きくらいでしょうか。
3月25日、恒例の和歌山県立桐蔭高校箏曲部の第31回おさらい会を終えました。OBOGも応援にかけつけてくれました。新しい世界へ旅立つ卒業生や、今まさに大学で専門分野を思う存分学んでいる大学生、それぞれの仕事に邁進している社会人の皆さん。本当にありがとう。
どんなに年月が経っても、筝の音が、箏曲部が懐かしくなったら、筝が弾きたくなったら、高校時代の元気で清々しい気持ちを思い出したくなったら、ここにおいで。と思いつつ、おさらい会を続けています。
1年生は初めて人前でひとりで1パートを担当して弾くというすごい緊張を乗り越え見事にゴールしましたし、2年生は音色、表現力ともに豊かになり、落ち着いて演奏していました。1年でこんなに成長するとは・・・と、いつもいつも驚かされます。個性が輝いて、自由で、自立した部員たちが織りなすおさらい会の歴史を今年もまた刻みました。
私は、昨年の大きな記念の演奏会を経て、一度リセット。新たな気持ちで小さな冒険を積み重ねていきたいと思っています。先人の方々の遺産を食いつぶすのではなく、ささやかでも新しい道を模索し開拓したい!そんな気持ちです。
さて、今月は、小さな小さなコンサートを開催していただきます。
つきじのお蕎麦屋さん「つきじ 文化人」にて、『筝とそばの会』を行います。定員は20名です。
少しお話も交えながら、筝の音楽の楽しみ方やおもしろさをお伝えしつつ、近くで音を体感していただきたいと思っております。もちろん演奏前には是非おいしいお蕎麦を!!!(私も実はお蕎麦目当てでこの企画に大興奮!!!)
和歌山にいた頃は、麺類はおうどんをいただくことがほとんどで、東京に来てからお蕎麦が大好きになりました。今では、どちらかというとお蕎麦党です。
お蕎麦といえば江戸?
先日、友人から杉浦日向子さんの江戸に関する本を何冊かいただき、感激。江戸の人々の気楽さ、たくましさ、生活の楽しみ方などが満載で、すっかり気分がおおらかになり、楽天的になりました。(もともと楽天的。ラテン系と言われてはいますが。笑)皆さんもご一読あれ。
コンサートのご案内は以下↓をクリックしてごらんください。当日、お目にかかるのを楽しみにしております。(現在あれこれプログラム企画中です!)
https://drive.google.com/file/d/0ByheGJI74XgGaXpoQ2ZWcDJDQjA/view?usp=drive_web