ついに5月は更新することができませんでした。
ここを訪ねて下さった皆さま、ごめんなさい!
まずは、ご報告!
私の教室にSNSチームが発足!TwitterとInstagramのアカウントを開設いたしました!
*Twitter:西陽子箏曲教室(@YNKotoclass)
*Instagram:西陽子箏曲教室(@yokonishi_kotoclass)
皆さん、どうかフォローをよろしくお願いいたします。
8月の第30回記念演奏会のチラシも、まもなく公開できると思いますので、お待ちください。
私たち教室生の全てのメンバーが輝き、応援してくださるお客様と共に、楽しく幸せな時間を過ごせるよう企画から運営に至るまで実行委員を核に全員で協力し、準備を進めております。
そして、『poetic』は、おかげさまでsold out!
今は練習と、新作の制作に頭を捻っております(焦りつつ…)。
いつも暖かく応援いただき、本当にありがとうございます。
和歌山の我が家の庭の紫陽花も満開寸前。
今日は1年1度の人間ドックの日。待ち時間があるのでいつも本を持っていくのですが、ちょっと痛かったり不安だったりするこんな時は、杉浦日向子さんのエッセイにしよう!ってなわけで(俄か江戸弁。影響受け易すぎ!笑)、検査の合間に読書。江戸時代の人々の生活、上方(関西)との違いなどを、クスッと笑いながら読んでおりました。
今は、同時に長谷川時雨作『旧聞日本橋』も読んでおります。
東京と関西(和歌山)を往復する私は、どちらの人間だろう?
和歌山にいるときは、まとめて食料を買い出し、あとは、ひたすら家にこもってレッスン。
ときどき桐蔭高校へ。
携帯の万歩計がほぼ毎日500歩前後。まさに運動不足!
でも、教室の皆さんといろんなお話をして、心はいっぱい動いております。
東京では、よく歩きます。
いわゆる街歩きすることも多く、カフェ好きなので、本とお気に入りのノートとペンを持って、美味しいコーヒーとスイーツをいただきながら読書するのは最高の楽しみです(そういえば、今日は甘いものの食べ過ぎに気をつけるように。と言われてしまいました^^;)
今や住んでいる町との関係は東京・日本橋の方が深いですね。よく行くお店のオーナーさんやシェフ、店員さん、マンションの管理人さん、ご近所さんと、たまにはおしゃべりも楽しみます。
東京でもここ日本橋はお祭りもあるし、とても人懐こい下町なのです。
歩きながら、どうでもいいような考え事をします。
世の中には『なんでもできる人』っている。『なんでも揃っている人』もいる。
さらに『なんでもできてなんでも揃っている人』もいる。
もちろん音楽の世界にもいます。
どんな曲でも簡単に弾けて、すぐに記憶できて、おまけに頭脳明晰、見目麗しく、気が利いて、スポーツだってできちゃう万能な人。
不公平だ!と思うけれど、まあ、それは仕方がない。
それが世の中ってもんだから(再び江戸弁ぽい。笑)。
羨んだところで無理なものは無理。努力すればなんでもできるってものではないですよね。
それに、できるできないは、切り口を変えてみればそんなにこだわることでもないかもしれないし、あくまでも私の想像ですが、きっとなんでもできてなんでも揃っている人にも苦労はあるのだと思います。
努力しないでわりと簡単にできることがあったなら、それが『才能』です!たぶん。
すぐに匂いがわかる、とか、動物になぜか好かれる、とか、美味しいものが見ただけでわかる、とか、真っ直ぐの線が引ける、すぐにお友達ができる、とか、才能や才能のかけらはいっぱい存在しています。
神様が与えてくれた『贈り物』。
人はみんないつかは死ぬ。これは平等。
憧れる生き方はあるけれど、やっぱり自分の生き方のお手本はないと思うんです。
人類の歴史の上に自分という人間はたった1回しか登場しないのですから。
すごいことですよね。(頭に長い年表の巻物登場!笑)
今までこの地球に何人の人が生まれたのか?
人類が誕生してから、同じ人間も同じ人生もないなんてすごいと思いませんか?
そんなことに妙に感動しながら、時には江戸時代の日本橋を想像して、街歩きをしているわけです。
音楽家として生きていく上で、才能、音楽的能力、演奏家としての資質や環境にコンプレックスを持ったり、落ち込んだりすることはあります。どうしようもないこともあります。
でも、私にとって、生きていることが実感できて、表現できて、人や世界へ繋いでくれる扉が音楽。何かを期待したり望んだりする『受け身』ではなく、音楽というミステリアスな世界を探検する果敢な冒険家であり、旅人でありたい。
そして、いつかその深い森に潜む不思議な力の泉を発見したい!
なりふりかまわず!
私の中学時代の卒業文集に書いた私の好きなことば→『明日は明日の風が吹く』
中学生としてどうなん?発想は結構江戸っぽい?かな?
ああ!そんなこと言ってる場合じゃない今の私。(早く新作を完成させなくちゃ!)
See you soon!