ブラジルから帰国しました!
毎回、文章の始まりはいつも「ごめんなさい」・・・で、今回もまた久々の更新となり、なんとも面目ない限りです。 まずは、これまでのご報告を。 8月、桐蔭高校箏曲部のために作った新作完成!タイトルは「十五夜の森」。(8月7日和歌山城ホールにて初演) 部員7名のための七重奏曲。 学校の行事予定があり、私はほとんど東京にいるため、直接のレッスンはなかなかできず、顧問の先生に何度も動画を送ってもらい、演奏を聴いては改訂を重ね、完成したのは約2週間前。全員が別のパートで、しかも、記譜は細かく、変拍子を多用、譜面を読むだけでも面倒な曲に真摯に向き合い、練習し、本番ではなんと!暗譜で演奏してくれました。 高校生たちと、意見やアイデアの交換を行い、作品を作り上げていく作業は刺激的で楽しいものでした。そして、イメージを伝えると、演奏はどんどん変わっていき、本番の演奏は、ものすごい熱気に溢れていて、私はただただ胸がいっぱいになって涙がこぼれました。 コンクールという枠にとらわれず、「新しい音楽を生み出す」私と箏曲部の新たな挑戦! みなさん、本当にありがとう。 そして、必ずや再演いたします! その後、実は、8月末に行われた恒例の教室の演奏会の直後に、新型コロナウィルスに感染してしまいました。発熱と焼けるような喉の痛みの他に、私は味覚過敏になってしまい、塩辛さも甘さも極端で本来の味はわからなくなってしまうような症状があり、和歌山の自宅にこもらざるを得ない事態に・・・。 9月はリハーサルと本番が続いていたのでどうなることかと思いましたが、奇跡的にスケジュールの調整ができ、無事演奏を行うことができました。 本当にギリギリのタイミングでした。 今はすっかり良くなりましたが、コロナの後遺症か?花粉アレルギーか?喉のイガイガが、最近ちょっぴり気になっております。 そして、構想1年!新作「ゴッホへの手紙」を完成!