わかり合うということ
人類が誕生して50万年、人間が1回も重なっていないってすごいことだと思いませんか? 身体、性格、能力、思考、人生・・・同じものが一度もないってすごいことだと思いませんか? 50万年ですよ! 科学が進んで、ドラえもんに出てくるコピーロボットが登場する日が来るかもしれないけれど、今のところ、私と同じ『人間』はこれまでもこれから先も存在しないわけで、私と同じ『人生』も然り。 だから、人はみんな違う。ということが大前提なんですよね。 血が繋がっていても、どんなに近くにいても、誰かのことを本当に理解することなんてできないし、理解してもらうこともできない・・・。 それが大前提。 自分の思い通りに反応して、わかってくれる人なんていないということ。 逆に言えば、誰かの気持ちをわかったような気分でいても、それは自己満足かもしれない。 わかりあう、というか、通じる感覚って不思議ですよね。 言葉はわかっても通じ合えない。言葉は全くわからないのに通じ合える。ことってありませんか? 音楽は言葉よりあからさまにその人の本質を曝け出すと思う時があります。 演奏していると、心が解き放たれて、自分ですら気づかない自分に出会うから。 もし、わかってくれる人がいたなら、きっと、その人は、わかっているのではなく、理解しようとしてくれている人にちがいない。